誰でも簡単!世界に一足だけのカスタムスニーカーを作ろう!
先日、「ナイキ エア ジョーダン 1 LOW(Bleached Coral)」を購入しました。
ブラック×ホワイト×ブリーチドコーラル(薄ピンク)の組み合わせで、非常に上品なイメージのエア ジョーダン1です。
ただ、このシューズの細部を見ると、ブラックの部分はクラック(ひび割れ)加工がされており、薄ピンクの部分はスウェードになっています。
そのため、全体的にマットな印象の反面、ミッドソールやクウォーターのホワイトが明るすぎて違和感を感じました。
※ミッドソールは、ソール(靴底)の一部で衝撃を吸収するクッションの役割を担うパーツです。
※クウォーターは、シューズのサイドを覆っているパーツです。スウッシュ(ナイキのマーク)がついているあたりのパーツのことです。
今回は「ナイキ エア ジョーダン 1 LOW(Bleached Coral)」のマットな部分を活かし、少しヴィンテージ感を加えた世界で一足の「ナイキ エア ジョーダン 1 LOW(Bleached Coral)」を作ってみようと思います。
この記事の目次
1.用意するもの
今回ご紹介する方法でカスタマイズする際、使用するものはこちらです。
・シューレース(NODC)
・ペイント材(foxtrot)
・マスキングテープ
・アセトン
・コットン
・綿棒
シューレースは「NODC® M SHOELACES 120cm セイル」を使用
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ペイント材は「Foxtrot Uniform SNEAKER STAINER sail」を使用
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マスキングテープは12mmを使用
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アセトンはネイル用のアセトンリムーバーを使用
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コットンはこちらの銘柄を使用
※ドラックストアや100均で安く買えます
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綿棒は白であればなんでも良いです
2.シューレースの交換
シューレースの交換は最後の方が良いかもしれませんが、ミッドソールやクウォーターの色と合わせながら作業したかったので、あえて最初にシューレース交換を行いました。
紐の通し方はお好みで良いと思います。
元々の黒いシューレースからセイルのシューレースに交換しただけでも印象がガラッと変わりますね。
3.ミッドソールのカスタマイズ
次にミッドソールのカスタマイズです。
今回の「ナイキ エア ジョーダン 1 LOW(Bleached Coral)」は、ヒール部分が薄ピンクのスウェード素材です。
そのため、スウェードに色がはみ出してしまうと命取りになりますので、しっかりとマスキングしてから色を入れることにしました。
3-1.マスキング
当たり前ですが、スウェード部分やはみ出したくない箇所はしっかりとマスキングしましょう。
3-2.塗装
マスキングができたら塗っていきます。
用意した「Foxtrot Uniform SNEAKER STAINER sail」で塗りますが、特にコツは入りません。
強いて言うのであれば、”綺麗に塗ろうとしない”ことです。
全体的にサーーっサーーっと、長いストークで塗ってしまいましょう。
私の場合、5分くらい乾燥させて拭き取りました。
塗ると左の画像のようになり、アセトンを含ませたコットンを使って拭き取ると右の画像のようになります。
塗って色を調整するのではなく、拭き取り具合で調整するとうまくいきます。
この作業を2回、3回と行うと、徐々に色が濃くなっていきますので、お好みのイメージになるまで繰り返せば、ミッドソールは完了です。
4.クウォーターのカスタマイズ
次にクウォーターのカスタマイズです。
3のミッドーソールのカスタマイズでも十分かっこよくなるのですが、クォーターのホワイトが明るすぎて浮いている感じがします。
ミッドソールでも使用した「Foxtrot Uniform SNEAKER STAINER sail」は、レザー部分にも使用できるので、クォーターもこちらを使用して塗っていきます。
やり方はミッドソールと同様で、サーーっと塗って、アセトンを含ませたコットンを使って拭き取ります。
クウォーターはレザーなので、色が入り過ぎないように塗ってから1分くらいで拭き取りました。
また、今回の「ナイキ エア ジョーダン 1 LOW(Bleached Coral)」は、ブラックの部分をアセトンで擦ると色が落ちてしまうので、ブラックの部分を避けて拭き取るようにしました。
※スウッシュの周りは拭き取りにくいので、綿棒を使用しました。
お好みの色になるまで、「塗る→拭き取る」を繰り返したクウォーターは完了です。
元はかなり明るい白でしたが、少し手を加えることで落ち着いた白になりました。
5.仕上げ
最後に、全体を見て色ムラや濃さの違いを補正していきます。
補正の仕方は、3や4の工程と同様に「塗る→拭き取る」でできます。
しっかり拭き取る時は、綺麗なコットンを使い、しっかりとアセトンを含ませて拭き取りましょう。
色の具合を確認するときは、自然光やさまざまな照明のもとで確認するのがおすすめです。
クウォーターはレザーの色味だけでなく、縫い目にもしっかり風合いが出ていますね。
最後に、カスタムしていない「ナイキ エア ジョーダン 1 HIGH OG(Bleached Coral)」と比較してみます。
もともとは、クウォーターもミッドソールも同じ色でしたので、印象がかなり変わったことがお分かりいただけるかと思います。
6.まとめ
いかがだったでしょうか?
初めてスニーカーをカスタマイズした私でも簡単に短時間(およそ1時間程)で出来上がりました。
もちろん、仕上がりも大満足です。
今回のように新品ではなく、前に買って飽きてしまったスニーカーをカスタマイズすれば、
もう一度履きたくなること間違いなしです!
今回は「ナイキ エア ジョーダン 1 LOW(Bleached Coral)」をカスタマイズしましたが、ダンクシリーズもシンプルなデザインですのでカスタムのベースとしてはとても良いと思います。
少しの手間で世界に一足のスニーカーを手に入れたい方は、チャレンジしてみては!
※ご紹介の方法は、素人である私の自己流です。チャレンジする方は自己責任でお願いします。